乾燥肌・敏感肌のスキンケア

アトピー肌とPhについて

アトピー肌が悪化する原因となる黄色ブドウ球菌などが繁殖し易い理由

皮膚のPhは、正確には皮膚表面の皮脂膜のPhを指し、皮膚のPhは4.5~6.0の弱酸性となっています。
Ph7が中性です。数値が0に近づくほど酸性度が強くなり、数値が高くなるほどアルカリ度が強くなります。
健康な肌の方のPhを基準として、脂性肌の人程Phが酸性(4.5)、乾燥肌の方程Phがアルカリ性(6.0)に傾いています。
皮膚のPh値が6~8は最も雑菌が繁殖し易い状態です。
アトピー肌の人はPh6程度ですので、普段から雑菌が繁殖し易い状態なのです。

アトピーの悪化の原因の一つと云われている黄色ブドウ球菌は、生活のあらゆる所に存在していて、健康な人でも保菌しています。
健康肌の人は、菌が付いても内部に入り込んだり、繁殖しにくいのですが、アトピー肌の人は皮膚が繁殖し易い状態なので大繁殖してしまうことが多いのです。
黄色ブドウ球菌は痒みの原因でもあるので、痒みや炎症が強くなり掻くことによって更に症状を悪化させてしまいます。
黄色ブドウ球菌を繁殖させないためにも、皮膚の表面を殺菌し常に清潔に保つ必要があります。

勘違い保湿は角質層のバリア機能を低下させる

1. 油分でしっかりフタも逆効果になる可能性があります。
お肌に馴染み易いオイルを過度にお肌に塗ると、セラミドを主成分とした細胞間脂質のバランスが崩れ、バリア機能が
損なわれてしまうことがあります。

2. ワセリンは無害!?
乾燥肌に対して皮膚科で処方されるワセリンは、殆ど角質層に浸透しないため刺激もなく、皮膚の保護剤として安心して使用できると錯覚します。 しかし、ワセリンは皮膚に塗布すると強力な膜を張ります。
そして、ワセリンを洗い流すには、強力な合成界面活性剤入りの洗剤でゴシゴシ洗いを行わないと取れないのです。
その結果、肌を痛めさらに乾燥肌を酷くしてしまいます。また、きちっと洗い流さないと塗布したワセリンが毛穴に 溜まり過酸化脂質と変質し、肌の炎症の原因となってしまいます。

3. 水分をたっぷり補うはNG?
長時間の入浴等、お肌が濡れている状態が続くと、角質層の細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)が流出してしまいます。
細胞間脂質やNMFを補う作用や、生成力を高める作用のある成分が充分に入っていない化粧水で長時間パックをすると お肌がふやけて角質層の保湿成分が流出し、逆効果になってしまうことがあります。

4. フルラインナップの化粧品は肌トラブルの原因に!?
乾燥肌はバリア機能が弱った状態で、異物がお肌に入り込み易くなっています。
沢山の化粧品を使用することは、それだけ化学物質などをお肌につける回数や量が増えているということになるので、
場合によってはアレルギーや炎症を引き起こし、色素沈着(シミ)の原因になります。
お肌が乾燥している時は、なるべく使用する基礎化粧品の種類を少なくし、シンプルなケアをするほうが安心です。

5. 高機能化粧品は肌トラブルの原因に!?
アンチエイジング、美白などの高機能化粧品は、効果を作り出すために、クリームや美容液などに合成界面活性剤や
合成ポリマーを大量に入れることがあります。合成界面活性剤で皮脂膜や角質の表面(お肌のバリア)を壊します。
水分を皮脂膜の内側に入れて、後は合成ポリマーで蓋をします。こうすると、短期的には、みずみずしい張りが与えられたように見えます。 しかし、強い合成界面活性剤はお肌のバリアを破壊し、皮膚をむき出しの、傷つき易い状態にしてしまいます。 その上から、合成ポリマーを肌に乗せ続けていると皮脂膜の再生能力が弱くなり、シミ、しわの原因になったり乾燥肌やニキビになり易くしてしまいます。

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